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剣道の試合で相手の隙を作り出し、打突の好機を得るための4つの方法

技術 攻め方 試合で勝つ
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剣道の試合で相手の隙を作り出し、打突の好機を得るための4つの方法

剣道の勝負ではお互いに集中力を高め、張り詰めた状態が続きます。

相手に隙があればすぐに打ち込むという体勢をそれぞれに整えているのが前提ですから、なかなか簡単には打たせてもらえません。

そこで重要なのが、相手の隙をいかに見逃さないかということと、こちらから働きかけて相手に隙を生じさせることの2つです。前者は相手の動きを見て反応する方法で、後者は打突の好機をこちらから能動的につくるという技術です。

そんな隙をつくりだす方法について解説したいと思います。

剣道で隙をつきたいなら「許さぬところ」を意図的につくりだす

剣道では絶対に隙ができるタイミングがあるものです。それこそが千載一遇の打突チャンスとなるため「許さぬところ」とこちらては表現してきました。

剣道で相手の隙を見逃さない方法、具体的な隙の例5個

剣道を続けていてなかなか相手の隙を見抜けない、隙が見つかったとしも反応できないと思うことはありませんか?剣道の基本となる中段の構えは、最も多くの剣士がとっている構えです。その中段の構えは非常に防御の堅い構えでもあります。ですから、さまざまな攻め方をしてその防御を崩し、打突を行うことになります。なにもせずにいきなり打ち込

一般には「三つの許さぬところ」といいます。内容は時代や指導者によって違いはありますが、基本は同じパターンです。

これら「許さぬところ」にあたるシチュエーションをつくりだすようにこちらから仕向けていくことが、相手に隙を生じさせる確実な方法となります。

以下にそのパターンとしてよくある4つを挙げてみましょう。

  1. 攻撃を誘う
  2. 攻撃を出し尽くさせる
  3. 連続技で防御を崩す
  4. 意表を突いて隙を誘う

攻撃を誘う(動画あり)

こちらの隙を見逃さない5つの方法でもお伝えしたように、攻撃を仕掛ける瞬間に隙が生じます。

「起こりがしら」や「出ばな」はほぼ無防備となり大きな隙が生まれるという話でした。

出ばな技」はそんな絶好の機会を狙うカウンター技です。しかし、単に相手の動きを待っているだけでは出遅れてしまいます。

そこで、あえて相手の攻撃を引き出して隙を生じさせるという方法があります。

たとえばわざと面に隙があるような素振りを見せて、その間にいつでも踏み込める体勢を整え、相手が攻撃しようとした瞬間を捉えて出ばな技を決める、といったパターンがあります。

他にもこちらの動画のように右足を前に出していくと、相手が面打ちに来ることがあります。その瞬間を狙って出ばな小手を打っています。

攻撃を出し尽くさせる

相手の攻撃が尽きたところ、というのも「許さぬところ」のひとつに数えられることがあります。

無限に攻撃ができるわけではないため、必ずどこかで動きが途切れる瞬間があることを利用したものです。

危険な方法でありますが、あえて相手がラッシュを仕掛けてくるように攻撃を引き出し、出し尽くして動きが途切れる瞬間を狙い澄ますという方法があります。

また、激しく連続で打突を行った直後には、必ず息を吸い込む必要があるため、そこが大きな隙となります。

確実に相手の攻撃が止むタイミングを読み切ることが大切です。

連続技で防御を崩す

上を攻めれば下に隙ができる、という原則を利用した方法です。

どんな達人でも面を防御すれば小手や胴に隙ができ、その逆もまたしかりです。

小手・面、小手・胴などの連撃で、相手の防御の反対側を素早く攻撃するという有効な技術です。

意表を突いて隙を誘う

剣道の技は組み合わせ次第では無限の変化がありますが、基本となるものは実はそう多くはありません。

そのなかでも、実際の試合で使われるものや各選手が好んで使うものにはパターンがあるものです。ですから、多くの場合、さらに限られた攻撃ルーティンに偏るという傾向があります。

そうした傾向があることをもとにしたのが意表をつく誘い方です。

特に剣道の実力が同じくらいで試合がが思うように進まない場合などに効果的です。相手の意表を突くような技で隙を生じさせます。

片手突き逆胴など、決まり手として多くはない技はもちろん、左片手横面などの飛び道具的な打ちや担ぎ技(かつぎ技)のような大胆な攻めで隙を誘うのも有効です。

意表をつく場合の注意点

ただ、注意しなくてはならないのは漫然とフェイントをかけるだけでは相手に通用せず、反撃を受ける可能性があるという点です。

意表を突くためには自身の気力を充実させること。「気攻め」と「体攻め」を十分にきかせて思い切った捨て身の気勢で技を発することが重要です。

まとめ

隙ができるというのは、「気」「剣」「体」のいずれかまたはすべてに何らかの綻び(ほころび)が生じるということでもあります。

剣道では「四戒(しかい)」といって、「驚(きょう)・懼(く)・疑(ぎ)・惑(わく)」の四つの精神状態への注意を教えています。

つまり、おどろき・おそれ・うたがい・まどい、の4つに気を付け、戦いでは相手をそうの状態へと導くことで隙を生じさせるというのが常道となります。

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