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剣道で面の打ち方がうまくいかない? それならこのポイントを意識するといい

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剣道で面の打ち方がうまくいかない? それならこのポイントを意識するといい

「面打ち」は剣道の技のなかでも、最初に習うことの多い基本中の基本であるといえます。しかしながら、「面を打てればどこでも打てる」という格言があるように、剣道のすべての打突に必要な技術や身体操作、そして気持ちの持ちようなどが含まれた奥の深い技です。

ですから、面の打ち方が上達することは自身の剣道そのものの質を底上げすることになるため、念入りに稽古をしたいテーマです。ここでは、面の打ち方がうまくいかないと悩む人の課題点について、パターン別に分類しながら対処法を考えてみましょう。

悩みの多くは「当たらない」「遅い」の2点

面打ちがうまくいかない、という悩みの根源は極論すれば相手に狙ったとおり当たらないこと、そしてスピードが遅いことの2点に集約できるかと思います。

もちろん、すでに悩みを解消するための稽古法を工夫しつつ自身の課題に取り組まれていることと思いますが、根本的な原因を突き止める前に単純なスピードアップや相手に当てるためのトレーニングを積むのはおすすめできません。

その原因が何らかの悪癖にある場合、それを改善しないことには以後の上達を阻害してしまうからです。

以下に、悪癖のタイプ別にチェックすべきポイントと対処法を挙げますので、ご自身が該当する点がないか見直してみてください。

構えが前傾しすぎていないか

「打とう」という気持ちが前に出すぎると、無意識のうちに構えが前傾し過ぎてしまうことがあります。

これは一見とても攻撃的で、相手に隙があれば捨て身で飛び掛かっていけるようにも思える体勢ですが、実は剣道ではその限りではなく逆に「出遅れる」リスクが高くなります。

剣道の速さを生み出すのは後ろ足の蹴る力、つまり通常の中段の構えであれば左足の力になります。

前傾姿勢をとると重心が右足に集中してしまい、打突のために前に踏み込むには一旦左足に体重を移動させなければなりません。この余分な一瞬の動作がロスとなり、打ち合いで相手に出遅れ、「面打ちが遅い」と感じる原因の一つとなるのです。

利き腕が力んでいないか

チャンスを捉えて面に打ち込んだのに、正確に打突部位に当たらず一本にならなかった、という経験は剣道をしている人には一度ならずあるかと思います。

打ち合いの流れやそのときの体勢など、さまざまな理由が考えられますが、特に利き腕に力が入りすぎていないかをチェックしてみましょう。

剣道の中段は右手前で構えますが、利き腕が右の人の場合、どうしてもそちらに力が入りやすくなります。すると真っ直ぐ打っていったつもりでも、知らず知らず右斜めに竹刀の軌道が歪んでいく傾向があります。

そのため、打つべき箇所に竹刀が当たらないという悩みの原因になるのです。

対策としては左拳を中心にして竹刀を保持し、手の内をやわらかく保って打つ瞬間に余計な力みが入らないように稽古しましょう。脱力を意識することでメリハリのある、鋭い面打ちにもつながります。

相手の中心を取って打っているか

面打ちに限らず、剣道の打突で重要なのは相手の「中心を取る」ということです。

相中段で構えていれば相手の竹刀がこちらに向かっているため、これが阻害して間合いを詰めることを許しません。そのためにまずは相手の竹刀の動きを封じるのです。

相手の竹刀の中心に割って入るように自分の竹刀を攻め込み、無防備になった瞬間に打ち込みます。

しかし解説通りにはそう簡単にいかないのが現実です。相手も間断なくこちらに攻め込む隙をうかがいながら攻撃を仕掛けてくるからです。

中心を取る、というのは相手の「ガードを崩す」ことと言い換えることもできます。竹刀で割って入るだけではなく、裏表からの払いや小手打ちからの連続技等々、さまざまな方法で相手の隙をつくりだす工夫が必要です。

そうして相手の中心を制すればゆとりを持って打ち込めるため、うまく確実に面を打つためのステップとなります。


まとめ

面打ちは剣道の技のなかでも特に難しく、またそれゆえに味わい深いものです。

その技術向上のためには自分自身の速さや強さ、正確性を追求することも大切ですが、常に相手との駆け引きのなかで最適な動作を考えることが重要です。

必要なことは全て基本動作のなかで教えられている通りであり、いつの間にかついてしまう自分の癖がそれを邪魔しているのです。

いつも基本に立ち返って、無駄の無い動きを練り上げていくことを目指しましょう。

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