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剣道の試合で緊張する? ならこの対策と緊張しないための予防策が有効です

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剣道の試合で緊張する? ならこの対策と緊張しないための予防策が有効です

剣道の試合になると、口の中が乾き手汗をかいて心臓はバクバク……。剣道の試合で緊張してしまって思うように力が発揮できない、動きが固くなってしまう……という人は多いもの。

そんな剣士にうってつけの方法をご紹介したいと思います。

剣道は「人間形成の道」と明記されているように、単なる身体動作だけではなく精神修養の側面を強く打ち出していることが特徴です。

しかし、一方で稽古の一環としての試合のもつ魅力も十分にあり、日々、大会に向けて剣技を練磨することも立派な修行といえます。

いざ試合を前にした時にどうしようもなく緊張してしまっていては、思うような剣道ができませんし、楽しめなくなってしまうこともありますね。

では、どうしたらいいのでしょうか?

試合で緊張する、というのは当たり前のこと

まず、剣道の試合に限らず、「緊張する」ということは人間として当然のことだという点を再認識しましょう。

緊張感は目の前のことへの集中力を高めたり、危機回避への感覚を鋭敏にしたりするなどプラスの要素をもっています。

しかし、それが過度になってこれから迎える試合そのものが強いストレスになったり、吐き気やめまいなどの身体症状を伴ったりするようになると、心身に負担がかかります。

そこで、そういった緊張を和らげてプラスの面を引き出せるような方策をいくつかピックアップしてみましょう。

アップを行う

緊張を回避するため剣道の試合前にぜひしておきたいことは、「アップを行う」ことです。

体を動かして温め、動作をほぐしておけばすでにエンジンがかかった状態となるため、試合へとスムーズに移行することができます。

何よりも体を動かして動作に集中することで、試合への緊迫感を紛らわせる効果もあります。

試合会場のスペースによっては十分に運動できない場合もありますが、一挙動素振りだけでも、あるいは素手での体操だけでも効果を期待できます。

ただし、冬場の寒い時期に急激に体を動かすと怪我のもととなるので気をつけましょう。

“試合モード”への独自ルーティンをつくる

スポーツの世界では、強豪選手になればなるほどここ一番のときにモチベーションを上げるための独自の「ルーティン」を持っています。

例えばバッターボックスに入るときに軽くバットでグラウンドを2回叩き、片手でバットを突き出すようにしてからユニフォームの肩口を少し引っ張り、おもむろに大きく構える、といった一連の動作です。

意識的に作る場合と、自然に出来上がっていく場合との両方が考えられますが、よい流れへと自分の心身をもっていくための一種の「自己暗示」の側面もあります。

独自ルーティンを行っていく過程で不思議なほど安心感と落ち着きを取り戻し、試合に集中できるようになるという声もあるため、試してみてほしい方策です。

心理学を応用した効果的なルーティンの作り方

剣道のルーティンのつくりかた

ルーティンを行うことで落ち着きを取り戻したり、試合に集中できるのはアンカーの効果が発揮されるためです。

アンカーというのは碇(いかり)を意味するAnchorからきている心理学の用語で、特定の心理状態に引き戻す役割を果たすものです。

ある曲を聞くとそのときの情景が思い出されるとか、ある匂いをかぐと前の記憶がよみがえるなんて経験がおそらくあなたにもあると思います。それがアンカーです。アンカーというのは、意識しなくても自然と作られるているものなんですね。

それを意図的につくると、イチロー選手や五郎丸選手などのルーティンができあがるというわけです。あの動作を行なうことで碇のおろされている心理状態に引き戻すことができます。

彼らの場合は体を動かすことをアンカーとして使っていますが、先ほどのように音楽や匂いなどでもなんでも構いません。ただ、試合中に音楽を流したり匂いをかぐのは難しいと思いますから、何かしらの儀式のような形で体を使ったアンカーをつくるのがやりやすいとは思います。

ポイントは、理想の心理状態に自分を持っていくことですから、そのゴールとなる心理状態をまず決める必要があります。適当にイチロー選手の真似をしても意味はありません。

ルーティンの作成手順

以下に効果的なルーティンの作り方をお伝えします。

  1. うまくできたとき、力が発揮できたときを思い出す
  2. 何が見えるか、聞こえるか、体の感覚(温度、心拍、触覚)や、そのときの気持ちをよく思い出してより鮮明にしていく
  3. 鮮明にしたら特定の動作を行なう
  4. 1から3を繰り返す

特定の動作を行ったときにそのときの感情が思い起こされれば成功です。実際に力が発揮できると、さらに補強されていきますのでより効果的になっていきます。

呼吸法で自律神経をコントロールする

緊張緩和の代名詞ともいえる「呼吸法」ですが、これは迷信ではなく科学的な裏づけのある方法です。

いわゆる「深呼吸」ですが、ゆったりとした深い呼吸は自律神経に作用して心の鎮静とリラックスをもたらします。

人間の生理機能のうち、呼吸は唯一自発的にコントロールできるものであるため、正しい呼吸法を身につけることは緊張対策の有効策となります。

コツとしては、「吸う」ことよりも「吐く」ことに意識を向けて、最初に息を「吐ききる」ことです。

お腹の深いところに空気を送り込み、へその下をへこませる力によって自然に息が出ていくように、ゆっくりと吐いていきます。

慣れにもよりますが、これを幾度か繰り返すと徐々に心が落ち着いてくるのを実感できるでしょう。

まとめ

剣道の試合では、ベテランの剣士ですら何度経験しても緊張するといいます。

そういった緊張感も含めて剣道の修行であり、それを幾度も幾度も繰り返していくことで心身を練磨するという意味もあると考えましょう。

ただし、緊張感が本来のパフォーマンスを阻害しない程度に、プラスの作用へと転化させるために上記の方法を試してみてほしいと思います。

気がつくといつの間にか、周りがよく見えるようになって自分の緊張感が和らいでいるのを実感できるようになるはずです。

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