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剣道初段審査の日本剣道形で注意する点と合格への近道

日本剣道形 昇段審査
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剣道初段審査の日本剣道形で注意する点と合格への近道

剣道の段位審査では、初段から「日本剣道形」が審査項目に加えられます。

道場やクラブにもよりますが、普段から剣道形を稽古している人はあまり多くないといわれており、特に初段を受ける人は審査の機会に初めて形を習う場合がほとんどではないでしょうか。

そこで、ここではそんな日本剣道形の初段審査での注意点についてお知らせします。

初段の昇段審査で課題にとなる形は大太刀七本の中から三本

日本剣道形は、大太刀七本・小太刀三本から成り立っています。

初段の形審査では、大太刀七本のうちからいずれか三本を課題として演武する必要があります。

どの形が出題されるかは各支部やその時の審査会によって違います。なので、七本もあるうちのどれが出るのだろうと不安な気持ちになるかもしれません。

しかし、初段審査ではほとんどの場合は難易度の高い形は課題とならず、比較的短くシンプルなものが選ばれる傾向にあります。

例えば「一本目・二本目・五本目」といった組み合わせがよく見受けられ、初学者の錬度に配慮していると考えられます。

しかし、もちろん基本的にはどの形も打太刀・仕太刀ともしっかりと打てるように稽古しておくべきであることは言うまでもありません。

昇段審査の日本剣道形でも大切なのは大きな発声

日本剣道形では打太刀は攻撃の際に「ヤー」、仕太刀は「トー」と発声することが定められており、それぞれすべての形の中で一度しか発しません。

「ヤー」はともかくとして、「トー」と発声することは普段の剣道ではあまりないと考えられるため、戸惑いもあるかもしれません。

しかし、初段の形審査では思い切って大きな声を出しましょう。

仕太刀の「トー」の掛け声は、口をそのまま縦長に開くような形をとると間延びしやすいので、むしろ横に開くような要領で発生するのがポイントです。

そうすると大きいだけではなく、腹の底から出るような重厚な掛け声となって力が湧いてくるのを感じることができるでしょう。

木刀と竹刀では間合いが変わってくるので要注意

剣道形を打つときは木刀を使うのが一般的ですが、竹刀より随分と短く感じると思います。

形の稽古の際には、竹刀での間合いの感覚そのままで行うとついつい相手に届かなくなってしまいます。

また、防具を着用せず、しかも硬い木刀で寸止めをしなければならない形稽古では、恐怖心が勝って打つべき部位を物打ちできちんと打っていない、ということが多々見られます。

これは形審査本番でも同じことであり、しっかりと相手に届く間合いを見極めることが肝心です。

もし間合いが分かりづらかったら、一度相手の面なり小手なりを打った姿勢をとり、そこから逆再生するように打つ前の姿勢へと戻って、距離感を養うという方法も有効です。

事前に打太刀と仕太刀のペアが分かれば必ず相手と形を合わせておく

段位審査の当日は、実技も形も初対面の人とペアになることが珍しくありません。

実技は試合などを通じて初見の相手と戦うことにも慣れているかもしれませんが、剣道形を始めての相手といきなり打つと戸惑ってしまうこともありえます。

まずは、間合いやタイミングの違いがあり、これがうまく合わないと形そのものが成り立ちません。

また、どちらも間違いではないにしろ、指導者によって微妙に教えるコツが異なったりすることで見解の相違がうまれることもあります。

したがって、事前にペアになって演武する相手が分かれば必ず一度は形を合わせておきましょう。

ほとんどの場合はちゃんと事前発表があり、合わせるための時間も設けてくれています。

可能な限りお相手と形を合わせ、心を通わせておくとよいでしょう。これも段位審査を通して「剣友」の輪を広げるチャンスとなります。

まとめ

初段で課される指定剣道形はシンプルなものが多くても、それは簡単であるということとは違います。

むしろ本当はシンプルだからこそ奥が深く、難しいともいえますが初段審査ではあれこれと考えすぎず、形を間違えないことと気合を入れることを念頭に、しっかり演武することに集中しましょう。

また、お互いに相手と呼吸を合わせる気持ちを忘れないようにして、正しく動作をすることが肝要です。

なお、日本剣道形の実技に関してはこちらの動画付き解説が分かりやすいと思いますので、見てみてください。

日本剣道形一本目の動画と解説、形の意味と実践でどう役立つか?

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