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子供の剣道着・袴の選び方と藍染綿袴の色止めの方法

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子供の剣道着・袴の選び方と藍染綿袴の色止めの方法

お子様が中学生、高校生になって剣道部に所属、初めて剣道に触れるというケースは多いもの。

もちろん、小学生から始めることもあるでしょうけれども、保護者の方が経験者であれば知識もあるので不安はないかと思いますが、全く縁がなかったという場合、何をどうしてよいのか戸惑われることでしょう。

それはお子様本人も同じです。一緒に基本を学んでよいスタートを切りましょう。まずは剣道に必要な用具をそろえるところから。そこで、今回は剣道着と袴を選ぶ際のポイントについてお伝えします。

道着や袴はどんなものを選べばいいの? 色はどうする?

最初に揃えたいのはやはり道着です。もちろん袴も必要ですね。どのようなものを選んだらよいのでしょうか?

最もイメージしやすいのは紺色の道着と同色の袴だと思います。次に白色のもの。実際、多くの学校ではこの2色を推奨しています。

白色は汚れも気になることからほとんどの子が紺色にするようです。水色や紫、ピンクなどの道着や袴もあってときどき大会でも見かけますが、小さな子供に多いですね。

剣道着や袴は試合用と練習用を使い分けよう

道着や袴の素材は様々ですが一般的には大会用に綿、稽古用には道着がジャージ素材で袴がテトロンでしょう。テトロンというのはポリエステルのことです(東レとテイジンが日本にポリエステルを持ち込んだときにテトロンという商品名にしたようです。ヤマト運輸の宅急便のような個別の商品名ですね)。

大抵の学校では大会用に綿素材の道着と袴を揃え肩に学校名を入れています。袴には腰の横に個人の名を刺繍します。

綿素材の特徴、メリット・デメリット

綿素材の道着、袴はは昔からある伝統的なものですが、なんと言っても重く厚手なので動きづらいのです。適当にたたんでしまうと、ひだが広がってしまったりシワになりやすくもありますし、扱いにくいという点は否めません。そのうえ価格的にも手ごろとは言い難い。

一方で、見た目は化学繊維とは違って高級感がありますし、高段者は皆といっていいほど綿を着用していると思います。

化学繊維素材の特徴、メリット・デメリット

普段は値段も手ごろで扱いやすいジャージ素材の道着が人気です。軽くて通気性にも優れています。ドライ・メッシュ素材の道着もありますよ。ジャージ素材と大差ない値段でより通気性、速乾性に富んでいます。テトロン袴もなかなか優秀で綿袴に比べると格段に軽く扱いやすいのが特徴です。

化学繊維製品は縮まないのでジャスト・サイズのものを選びましょう。お子様はすぐに大きくなりますが大きめのものは着用したとき、だらしない印象になってしまいます。また丈詰めや肩上げなども着心地が悪くなるので避けたほうがよいでしょう。

シワもつきにくいですし、たたみ方もそこまで気にする必要はありません。洗濯機で普通に洗濯もできますし、色落ちの心配もほとんどありません。

藍染の綿素材の道着、袴の場合には使う前にひと手間かけます

綿素材の道着、袴は藍で染められているので新品の場合は乾いていても手が青くなってしまうほど色落ちします。着用する前に色を落ち着かせましょう。基本的には色落ちは止められないものですが、それでもある程度落ち着かせることは可能です。

一度、色止めをすれば、それ以降は色止めの作業をすることはありません。洗濯の際には、洗剤を使わないで洗うのが一般的ですが、柔軟剤だけ使うと仕上がりがごわつかなくていいという人もいます。

なお、綿の道着、袴はかなり縮むので1サイズから2サイズ大きめのものを購入するのがベターですが、湯通ししているものもあってすでに縮んだ状態のまま売っている場合もあります。

藍袴を色止めする方法

藍染の色止めをする方法はいつくかありますので、ご紹介します。

酢を使う方法

よく言われるのが道着や袴のしつけ糸を取り除いてから酢を溶かしたぬるま湯に投入してつけ置きして、その後真水で押し洗いをする方法です。酢の成分である酢酸には色止め効果があるためです。タンパク質凝固作用で色が固まるそうですが、難しい理屈は分からなくても実際にやってみると色落ち度合いが変わるのが分かると思います。

酢の量に関しては、こちらの動画ではコップ一杯(200ml)程度としていますが、水と酢酸(酢ではなく酢酸なので相当な量が必要)を5:1にするといわれたり、大さじ1杯(15ml)で十分など人によって様々。時間も30分で十分という人もいれば、一晩つけるという人も。

氷酢酸に注意
なお、食用のお酢は色止め効果が期待できる成分である酢酸の濃度が薄いです(3〜5%)。酢酸濃度の濃いお酢もあります。この場合、お酢という言い方は不適切かとは思いますが、薬局で酢酸(濃度30%程度)が手に入るほか、氷酢酸(ひょうさくさん)というものもあります。

氷酢酸は酢酸濃度が全然違っていて96%以上です。触ると濃塩酸をさわったときのようにやけどするとても危険な化学薬品です。ですので、ネットで氷酢酸を使った藍染の色止めが紹介されているケースがありますが、真似しないほうがいいようには思います。濃度が30%程度の酢酸も手袋をはめるなどして使う必要があるようですので、注意してください。

塩を使った方法

藍染は他にも塩を使う方法もあります。塩は塩化ナトリウムが遷移に色を定着させる効果があるようで、その性質を利用します。手でひとつかみほど入れて酢のときと同じ要領でやります。

塩と酢を使う方法

酢と塩を両方使う場合もあります。

専用の薬剤を使う方法

お勧めなのは専用の薬剤を使う方法です。剣道用具店で売られているのは藍止という商品。販売元の説明によると、水6Lに対して藍止液1本(100ml)を入れて30分漬け込んだ後、約一週間ほど乾かせばOKです。

また、絹や綿の藍染の色止めに使われる薬品にレヂノールSNというものがあります。こちらは水1リットルに10~20ml加え、5分間漬けるだけでOKです。

成分が分かりませんのでなんとも言えませんが、価格は多少高くなりますが、剣道用の商品を使ったほうが無難かとは思います。

まとめ

以上のように道着や袴は素材を分けて用意しておくといいと思います。綿の場合には最初に手間があり、使っているときにもテトロンなどと比べても手間ですが、それだけ良い味を出すものです。ここぞというときに使えるようにしておくといいと思いますね。

なお、素材によって変わってきますが、剣道を続けていく上で道着や袴のメンテナンスは必要不可欠なものです。洗濯も必要ですね。

強くなればなるほど遠征の機会も増えると思いますのでお子様がご自分でできるようになるのが理想ですね。正座して道着や袴を畳む姿は凛として美しいもの。我が子の姿に感激することでしょう。

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